企画内の小ネタや裏話など
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はるか昔、一人の霊能力者が立ち上がった。
彼は英雄として七獣隊に拝められており、現在まで彼の子孫が代々隊長となっている。
隊長は表に出てくることはなく、その姿を見たものは七つの組の長以外にいない。
はるか昔、人間が欲に溺れた瞬間に誕生した。
彼らは人間の欲が消えない限り生まれ続ける。
つまり、人間がこの世界に存在する限りこの戦いは終わらないのである…
世界には七つの大罪というものがあり、その罪一つ一つに対応動物がいる。
大罪は人間の欲からできており、それに獣のように抗うという意味で『七獣隊』という名がついたらしい。
七獣隊の各組の名前は対応動物からきている。
七獣隊ははるか昔に霊能力者が個人で結成した部隊であり、政府が公認したものではなかった。しかし時代が進むにつれ堕妖が増え、政府は彼らの存在を公認し国をあげて対策を取る方針へと出た。霊能力者が強制的に七獣隊に入隊しなければならない制度は政府公認になってからできたもの。それまでは少ない戦士数で頑張っていたそう。これはここ100年と最近の出来事であるため、田舎のほうではまだ七獣隊の知名度は低いようだ。
七獣隊には全部で七つの組があり、もちろんそれぞれに長がいる。
長は隊長直々に任命され、ほかのどんな戦士よりも強く、守備範囲に限らず全国で活躍しているが、その姿を一般の戦士が目にすることはほとんどないので、謎めいた存在となっている。
人間が堕妖の体の一部(血や臓器、肉など)を口から体内に摂取することで堕妖となることができる。
※戦士の堕妖落ちとはこのことを指します
人間から堕妖となったものは最初から自我を持っている。